愛好家のSNS投稿やハンドメイドコミュニティの失敗談を分析すると、初心者が直面するトラブルの約8割は「水分のコントロール」と「紙の繊維方向」に起因しています。
失敗例1:表紙が反り返ってきれいに閉じない
【原因と対策】紙には「縦目(T目)」「横目(Y目)」という繊維の流れがあります。本の背に対して平行に紙の目が通っていない場合、ボンドの水分を吸った際に不自然な方向へ反り上がってしまいます。芯材や表紙ペーパーを切り出す際は、軽く指で曲げてみて抵抗が少ない方向(紙の目)が「背と平行」になるよう揃えて裁断することが鉄則です。
失敗例2:ボンドがはみ出してページがくっつく・波打つ
【原因と対策】液体のりを直塗りしたり、木工用ボンドをチューブから直接厚塗りすると紙が水分でふやけます。ボンドは小皿に出し、ほんの数滴の水を加えて平筆で「薄く・均一に」伸ばして塗布してください。また、貼り合わせ作業の合間ごとに余分な接着剤をキッチンペーパー等で拭き取る几帳面さが仕上がりを劇的に変えます。