現役引退後、ヴィクトリーナ姫路の初代監督に就任し、ゼロからのチーム立ち上げに邁進した歴史もある。その後、球団の取締役やエグゼクティブプロデューサーを経験したことで、視座はコートの中だけに留まらなくなった。
「戦術を教えるだけではチームは勝てない。選手が自立し、組織として機能する環境をどう構築するか」。現場の苦悩と経営のリアリティを体感した経験は、人脈と指導者としての深みを大きく広げた。地域密着型のクラブ運営やファンの熱量を引き上げる仕掛け。スポーツビジネスの現場を肌で知る元トップアスリートとして、球界全体の課題に対しても鋭い視点を投げかけ続けている。