1万年前の地球と日本で何が?氷河期終焉と縄文誕生の衝撃真相

1万年前の地球と日本で何が?氷河期終焉と縄文誕生の衝撃真相

1万年前の地球と日本で何が?氷河期終焉と縄文誕生の衝撃真相について徹底解説いたします。専門家の見解をお届けします。

1万年前の日本がどんな時代であったかを見渡すと、まさに「旧石器時代」から「縄文時代」への大転換期にあたります。旧石器時代と縄文時代の違いは、単なる道具の進化にとどまりません。大型哺乳類を追ってテント暮らしを続けた移動生活から、一定の場所に集落を構える「定住生活」への大転換でした。

気温の上昇に伴い、本州にはブナやナラ、クリなどの落葉広葉樹林が、西日本には照葉樹林が急速に拡大しました。これによって、木の実や山菜、シカやイノシシといった中小型獣、さらには沿岸部の豊富な魚介類が手に入るようになります。日本列島に住まう人々は、自然の恵みを季節ごとに計画的に利用する高度な採集・漁撈(ぎょろう)・狩猟システムを確立していったのです。

海水面の上昇によって内陸深くまで海が入り込む「縄文海進」も進行し始めました。東京湾の奥深くや関東平野の低地が広大な内海となり、貝塚が形成される豊かな海辺環境が日本各地に誕生することになります。

高橋 健太
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高橋 健太

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。