彼が確固たるポジションを築く大きな契機となったのが、アニメやマンガの世界をリアルに立体化する2.5次元舞台の世界だ。単なるビジュアルの再現にとどまらず、キャラクターの呼吸や背景にある情念までも全身で表現してみせるポテンシャルの高さは、登場直後から大きな話題を呼んだ。
とりわけ多くのファンに鮮烈なインパクトを残したのが、ミュージカル『テニスの王子様』における遠山金太郎役である。天真爛漫でありながら規格外のテニスセンスを持つキャラクターを、俊敏なアクロバットとエネルギッシュな演技で完璧に体現。舞台上を縱橫無尽に駆け巡るそのパッションは、作品全体のボリュウム感を一段上のレベルへと引き上げた。
さらに、ミュージカル『忍たま乱太郎』をはじめとする話題作でも唯一無二の存在感を発揮。ダンス、歌唱、殺陣のいずれにおいても妥協を許さないパフォーマンスを披露し、演劇界における自らの価値を証明し続けてきた。