2026年のF1は、持続可能燃料(サステナブルフューエル)の100%使用とMGU-K(電気モーター)の出力倍増という、歴史的な規約大改定の年だ。この大波を乗り越えるべく選ばれたパートナーが、かつて世界を制したホンダのパワーユニット開発陣である。
シルバーストンにある最新鋭のテクノロジーキャンパスでは、すでに日英合同のエンジニアチームが火花を散らしている。シャシーとパワーユニットの完全なる一体設計。それはカスタマーチーム時代には決して手に入らなかった「勝利へのラストピース」だ。パドックの噂では、テスト段階でのエネルギー回生効率はライバル陣営の脅威となっているという。