遊覧船と並ぶ人気を集めるのが、芥屋大門公園から展望台へと続く樹木のトンネル、通称「トトロの森」だ。木々がアーチ状に覆いかぶさる幻想的な遊歩道は、季節を問わず若者やファミリー層を引き寄せる。しかし、足元の根の露出や土壌流出が懸念されたため、2026年秋から木道デッキの整備と立ち入り区域の制限が進められた。
実際に現地を歩くと、新設された木製ステップが自然景観に馴染むよう配慮されているのがわかる。植生の自己回復を促すための保護フェンスも設置され、観光客の足元を安全に導くと同時に、貴重な沿岸自生林を守る試みが着実に実を結びつつある。