かつて未来都市の構想として語られてきた「水上都市」が、日本企業の洗練されたモジュール構造によって現実的な選択肢となった。耐候性フロートを複数結合させることで、商業施設、住居、さらには緑化公園までを保持する浮体構造物の実証実験が各地で本格化している。
地盤沈下や洪水リスクの影響を受けず、将来的な移設や解体、再利用が容易なサステナブル構造は、海外の都市計画家からも絶大な注目を集める。海面の上昇に直接直面する東南アジアや太平洋の島嶼国へ向け、日本製の浮体インフラパッケージを輸出する商談が活発化している。