スタジアムの真下に位置する都営大江戸線「国立競技場駅」(A2・A3出口)は、文字通り最短距離を誇る。改札を抜けて地上へ出れば、巨大なスタジアムの木目調ルーバーが目の前に聳え立つ。雨の日でもほとんど濡れずにアクセスできる点において、この駅の右に出るものは存在しない。
だが、イベント終了直後にはその圧倒的な利便性が裏目に出る。数万人が一斉に地下の改札口を目指すため、階段手前で厳重な入場制限がかかるのだ。2026年の大型イベント時にも、警備員による誘導ロープで地上デッキに数千人が足止めされるケースが相次いでいる。六本木・大門方面や新宿方面へ1本で抜けるには最強の選択肢だが、終演後すぐに地下へ潜れるとは思わない方が懸命だろう。