気象庁が発表した最新の観測値によると、台風15号の中心気圧は短時間で一気に30ヘクトパスカル以上も低下した。これは過去の「伊勢湾台風」や「室戸台風」に匹敵する急発達のスピードだ。中心付近の最大風速は50メートル、最大瞬間風速は70メートルを超えており、木造住宅の倒壊や電柱のなぎ倒しが現実的なリスクとして迫っている。
恐ろしいのは風の強さだけではない。中心から半径150キロメートル以内では、まともに立っていられないほどの風が吹き荒れる「暴風域」が形成されている。暴風域の範囲が通常より広く、通過に時間がかかるため、長時間にわたって危険な暴風雨に晒される見込みだ。