海外からの技術者やそのファミリー、国際的なビジネスパーソンの急増により、熊本市街地および菊陽町周辺の飲食エリアには大きな変化が起きている。なかでも注目すべきは、現地出身シェフと地元食材が融合した新しいスタイルのランチだ。
本格的な台湾ルーローハンに阿蘇のブランド豚を掛け合わせたメニューや、熊本名物の焦がしニンニク油(マー油)をベースにしつつもエスニックスパイスを効かせた「ネオ熊本ラーメン」が続々と登場している。従来の濃厚な豚骨スープの枠組みを超え、ヴィーガン対応やハラール対応を取り入れた多様性あふれる一杯も人気を博す。国際都市としての歩みが、熊本のラーメン文化とエスニック食文化にまったく新しい風を吹き込んでいるのだ。