今でこそ日本を代表するトップモデルとして讃えられる彼女だが、幼少期から中学時代にかけては、背が高いことが原因でいじめに遭うなど深い痛みを経験してきた。「目立ちたくない」「もっと小さくなりたい」と肩をすぼめて歩いていた少女時代。その運命を大きく変えたのが、姉の勧めで応募したモデルオーディションだった。
カメラの前に立った瞬間、それまで自分を苦しめていた高身長が、誰にも真似できない最大の魅力へと一変した。世界という広い海へ飛び出した17歳の冨永は、アジア系モデルに対する偏見がまだ根強かった時代の欧米ファッション界へ挑戦し、瞬く間に「Ai Tominaga」の名を世界に轟かせたのだ。