世代間における「18番」の感覚の違いも興味深い。40代〜50代のミドル世代にとっては、青春時代を彩った宇多田ヒカル、Mr.Children、あるいはGLAYや椎名林檎などが根強い勝負曲として挙がる。イントロが鳴った瞬間に同世代の熱量が跳ね上がる安心感があるからだ。
一方、Z世代やさらに若い層にとっての勝負曲は、Mrs. GREEN APPLE、Vaundy、Creepy Nuts、ボカロP由来の難易度の高い楽曲などが目立つ。超高音域や高速ラップを含む楽曲であっても、日常的に歌い込んで完璧に乗りこなす若者が増えている。世代によって「18番」に求める爽快感や表現の方向性が大きく分かれているのが現代の特徴だ。