2026年における日本の輸出企業ランキングを概観すると、依然として自動車産業が圧倒的な規模を誇る一方で、ハイテク素材・製造装置関連の急激な伸長が際立っています。
単体の輸出額および連結の海外売上高を総合したランキングにおいて、首位を独走するのは言わずと知れたトヨタ自動車です。国内生産約300万台規模を維持しながら、その半分以上を北米や欧州、アジアへと送り出す輸出構造は盤石の体制を誇ります。
市場関係者が最も熱い視線を注ぐのが「絶対王者トヨタに続く第2位はどこか」という点です。最新の輸出売上高ランキングにおいて、実質的な第2位のポジションを争っているのは本田技研工業(ホンダ)とソニーグループ、そして半導体特需に沸く東京エレクトロンです。
ホンダは四輪車の輸出および北米向けハイブリッド車の好調に加え、アジア・南米市場を席巻する二輪車事業が極めて高い外貨獲得力を発揮しています。一方、ソニーグループはイメージセンサー(CIS)の世界輸出が好調で、先端デバイスとしての輸出貢献度が急上昇しました。さらに、生成AIブームを背景に前工程製造装置で世界シェア上位を走る東京エレクトロンが、輸出主導で驚異的な利益率を叩き出し、トップ集団の勢力図を大きく塗り替えています。