なぜ、まだ若さの残る世代で体の臭いが変化するのか。その答えは、皮脂分泌の「質の変化」と過剰な精神的ストレスにある。
私たちの皮膚からは日々皮脂が分泌されているが、30代を迎えると分泌量のピークを過ぎ、成分のバランスが変化し始める。そこへ拍車をかけるのが現代社会特有のストレスだ。強いストレスを感じ続けると、体内で活性酸素が爆発的に増殖する。この活性酸素が皮脂を急速に酸化させ、特有の嫌な匂い物質へと変貌させてしまうのだ。
さらに、過密スケジュールや緊張状態が続くことで交感神経が優位になり、汗腺ではなく皮脂腺からの分泌が活性化する。脂っぽさと酸化が同時に進むこのダブルパンチこそが、30代の肌で起きている真相である。