彼女の経歴の中で際立つのが、中学卒業後にニュージーランドへ留学している点だ。多感な時期に海外へ送り出す決断ができる親の経済力と教育方針。ここから、父親がただの会社員ではなく、かなりの資産を持つ人物、あるいは自営の会社を率いる経営者であるという説が現実味を帯びてくる。
留学生活は決して甘いものではなかったと彼女自身も振り返るが、その経験が彼女のグローバルな視野と、物事を俯瞰で見る力を養った。異国での孤独な戦いを支えたのは、日本から見守る家族の存在であり、特にビジネスの厳しさを知る父親からの無言の鼓舞があったのではないだろうか。