クロガネモチ剪定の決定版!実がつかない失敗を防ぐ時期とプロの技

クロガネモチ剪定の決定版!実がつかない失敗を防ぐ時期とプロの技

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クロガネモチは非常に萌芽力(新芽を吹く力)が強く、放っておくと年間で50cm以上も枝を伸ばし、樹高10m近くまで達する常緑高木です。一般家庭の庭で美しく維持するためには、「どこを切るか」の基準を明確にする必要があります。

基本となるのは、日照と通気性を確保する透かし剪定と、樹高の上限を決める芯止め(しんどめ)の2つの技術です。

まず切り落とすべき「忌み枝(不要枝)」の選別基準は以下の通りです。

  • 徒長枝(とちょうし):幹や太い枝から真上に向かって勢いよく一直線に伸びる枝。養分を奪い樹形を乱すため根元から切除します。
  • 立ち枝・逆さ枝:内側に向かって伸びる枝や、不自然に交差して他の枝を傷つける枝。
  • 平行枝・重なり枝:同じ方向に上下で平行して伸びている枝のうち、日陰を作っている一方を間引きます。
  • ひこばえ(ヤゴ):地面に近い幹の根元から生えてくる細い枝。木全体の活力を削ぐため見つけ次第切り取ります。

枝を切る際は、中途半端な位置で切るのではなく、枝の分岐点(生え際)のすぐ外側で切るのが鉄則です。枝の途中で切ると、その切り口から複数の細い枝が放射状に噴き出し、かえって枝葉が過密になってしまいます。

大きくなりすぎた木をこれ以上高くしたくない場合は、主幹の先端を切り落とす芯止めを行います。好みの高さにある「横方向に伸びる元気な枝」のすぐ上で主幹を水平または斜めに切断します。これにより頂部への養分集中が抑えられ、横枝への成長エネルギーへと分散させることができます。太い切り口には、必ず癒合剤(トップジンMペーストなど)を塗布し、雨水の侵入による腐朽菌の繁殖を防ぐことが長持ちの秘訣です。

池田 達也
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池田 達也

Webメディアでの編集・執筆歴10年。読者の好奇心を刺激するストーリー作りを心がけています。