Q1:ハウスメーカーから「お礼・ご祝儀は一切不要」と言われたが、本当に手ぶらでいい?
A1:完全な手ぶらでも契約上・施工上の問題は一切ありません。しかし、現場の職人に対する心情として何か形にしたい場合は、金銭ではなく「休憩時の飲み物の差し入れ」や「1,000円〜2,000円程度の日持ちするお菓子・手土産」を夕方に渡すと、相手の社内規定に抵触することなく感謝の気持ちをスマートに届けられます。
Q2:上棟式そのものを開催せず工事だけ進める場合、お礼はどうすべき?
A2:式典(祭壇を組んでの神事や乾杯)を行わない「略式」や「セレモニーなし」の場合、ご祝儀を用意する施主は全体の2割未満です。当日の朝または夕方に現地へ立ち寄り、「本日はよろしくお願いいたします」「お疲れ様でした」と言葉を添えて、缶コーヒーのケースや栄養ドリンクの詰め合わせを差し入れるだけで十分満足されます。
Q3:ご祝儀袋の表書きに「寸志」と書くのは本当に失礼?
A3:明確に失礼となります。「寸志」は「わずかな志」という意味をへりくだって使う表現であり、社会的地位が上の立場から部下や目下の人間に対して金品を渡す際にのみ用いられる言葉です。施主と職人は対等なパートナーシップの関係にあるため、必ず「御祝儀」または「御礼」と記載してください。
Q4:悪天候で上棟作業が順延・延期になった場合、用意したお弁当やご祝儀はどうなる?
A4:現金のご祝儀はそのまま延期当日にスライドして使用できます。問題は消費期限のある仕出し弁当です。前日の午前中までに現場監督と天気予報を確認し、決行か延期かの判断基準を事前に共有しておくことが不可欠です。万が一当日朝の中止決定となった場合、弁当代のキャンセル料は施主負担となるのが通例ですので、前日判断のタイムリミットを仕出し業者に事前確認しておきましょう。