この数字のフレーズが世界中の視聴者に強烈なインパクトを与えた最大のきっかけは、2000年代初頭に世界を揺るがしたサスペンス・アクションドラマ『24 -TWENTY FOUR』の爆発的ヒットだ。主演のキファー・サザーランドが演じる捜査官ジャック・バウアーが、限られた時間を一刻の猶予もなく駆け抜けるリアルタイム進行の演出は、視聴者の心拍数を跳ね上げた。
劇中で描かれた圧倒的な緊張感と「休む間もなく動き続ける時間観」は、エンターテインメント業界全体のコンテンツ制作手法を根底から塗り替えた。今日、Netflixなどの大手ストリーミングプラットフォームが提供する「いつでも、どこでも、絶え間なく視聴可能」なインフラとノンストップのコンテンツ消費文化も、この24/7的な時間感覚の延長線上に位置している。