彼らの原点は、路上劇団「劇男一世風靡」にある。原宿の路上で繰り広げられる彼らのパフォーマンスは、単なるストリートライブの域を遥かに超えていた。汗を飛ばし、拳を突き上げ、地響きのようなステップを踏む。その熱狂に吸い寄せられるように、毎週日曜日には何千人もの観客が歩行者天国を埋め尽くした。
1984年、大手レコード会社「徳間ジャパンコミュニケーションズ」からシングル『前略、道の上より』でメジャーデビューを果たす。従来のアイドルやバンドの枠組みに一切収まらないそのスタイルは、当時の昭和歌謡の潮流に激震を与えた。歌唱力や容姿だけで勝負するのではない。男たちの生き様そのものをステージ上でぶつける表現方法が、日本中の若者を熱狂させたのだ。