Q1:スーパーで「馬鈴薯」とだけ書かれている場合、中身は男爵ですか?
A1:男爵である可能性は高いですが、一概には言えません。「馬鈴薯」はじゃがいも全般の公的な総称であるため、男爵だけでなくメークインやトヨシロなどの他品種である場合もあります。袋の裏面の一括表示欄を確認するか、形状が丸く芽のくぼみが深ければ男爵系、細長く表面が滑らかであればメークイン系と判別できます。
Q2:なぜ行政や市場では「じゃがいも」ではなく「馬鈴薯」と呼ぶのですか?
A2:明治時代以降、農林行政や統計、学術的な分類において、漢名である「馬鈴薯(ばれいしょ)」が正式な標準和名・品目名として統一採用されたためです。現在でも農林水産省の「作況調査」や卸売市場の取引伝票では全て「ばれいしょ」表記が使用されています。
Q3:男爵いもを使って煮崩れさせずにカレーや肉じゃがを作るコツはありますか?
A3:大きめの乱切りにして角を落とす「面取り」を行い、調理前に一度水にさらして表面の余分なデンプンを洗い流すのが有効です。また、強火でグラグラ煮込まず、弱火で落とし蓋をして短時間で煮含め、火を止めて冷ます段階で味を染み込ませると煮崩れを最小限に抑えられます。
Q4:男爵いもとキタアカリの違いは何ですか?
A4:キタアカリは、男爵いもを母体として品種改良された「男爵の進化系」とも言える品種です。男爵よりも果肉が黄色く、カロテン含有量と糖度が高いのが特徴です。ホクホク感は男爵と同等以上に強いため、男爵と同様にマッシュ系や揚げ物に向いています。