この潮流を決定づけたのは、ラグジュアリーブランドと国内のデザイナーズブランドによる相乗効果だ。パリやミラノのコレクションでは、裾が地面を引きずるほどのオーバーサイズパンツがランウェイを占拠。これに呼応するように、日本のドメスティックブランドも独自の解釈を加えたボトムスを続々と投下している。
特に落ち感の強いウール素材や、重厚感のある14オンス以上のジャパンブルーデニムを使用したモデルは、発売と同時に完売するケースが相次ぐ。ファストファッション大手に至っても、従来の「ワイドフィット」をさらに一歩推し進めた極太ラインを定番化。高価格帯からデイリーウェアまで、選択肢はかつてないほど豊かになっている。