2026年の大阪・関西万博が閉幕し、関西の観光地は新たなフェーズに入った。万博バブルの収束に伴う一時的な需要減退が懸念されたが、京都の観光需要は依然として衰えを知らない。京阪はこの波を確実に捉えるため、土休日ダイヤをさらに観光特化型へとシフトさせる。
一方で、平日の通勤時間帯は「スマート通勤」を掲げ、混雑の平準化を図る。リモートワークが定着した2026年現在、かつてのような狂気的なラッシュは影を潜めた。代わりに求められているのは、混雑を避けて快適に移動できる「選択肢の提供」であり、京阪は運行本数の維持よりも、1列車あたりの快適性向上に舵を切った形だ。