2000年代初頭、ドラマ『池袋ウエストゲートパーク』が描いた池袋は、どこかスリルと危うさが隣り合わせの街だった。しかし、四半世紀を経てそのイメージは大きく塗り替えられた。現在、豊島区役所が掲げる都市再開発構想のもと、街頭防犯カメラの増設や強引な客引きに対する取り締まりが強化され、誰もが安心して歩ける街へと劇的に変化している。
業界内部での意識改革も加速する。一般社団法人日本水商売協会などの団体を中心に、働くスタッフの労働環境改善や法令順守、明朗会計のガイドライン策定が進められてきた。街頭での怪しい呼び込みには応じず、正規の許可を得て営業する優良店を選ぶ文化が定着したことで、夜の池袋は健全で透明性の高いエンターテインメントエリアへと脱皮を遂げた。