イギリスやスウェーデンなど、ヨーロッパの王室は時代に合わせて柔軟にその姿を変えてきた。王位継承権の男女平等をいち早く導入し、時には王族としての身分を自ら放棄する選択肢も認められている。これに対し、日本の皇室は「万世一系」という極めて厳格な伝統を守り続けてきた。
国際社会から見れば、日本の皇室の神秘性と伝統は大きな魅力だ。しかし、あまりにも厳格なルールが、結果として皇族方を追い詰めているのではないかという懸念も少なくない。伝統の維持と、現代的な人権感覚の調和。日本がこれから歩むべき道は、世界中の憲法学者や歴史家からも注目されている。