園内を巡るハイライトといえば、やはり専用のサファリバスに乗り込んでの探検だ。頑丈な金網越しに迫るキリンの首がバスの窓から覗き込み、直接エサを手渡す瞬間は、大人も子供も思わず歓声を上げる。吐息が聞こえるほどの至近距離で交わされる動物たちとのコンタクトは、画面越しの映像では決して得られないリアルな感触だ。
そして、訪れる人々を魅了してやまないのが、神秘的な姿を持つホワイトタイガーである。神々しさすら漂わせるその白い毛並みと静かな佇まいは、まさに園内の象徴的存在。岩手サファリパークが誇るこの気高き猛獣の展示ゾーンでは、優雅な歩調と時に見せる力強い跳躍が、見る者の心を捉えて離さない。