境港の海に生きる北陽水産、カニ漁と鮮度へのこだわり

境港の海に生きる北陽水産、カニ漁と鮮度へのこだわり

境港の海に生きる北陽水産、カニ漁と鮮度へのこだわりの重要ポイントを解説します。専門的な知識がチェックできます。

北陽水産が主力とする「かにかご漁業」は、持続可能な漁法として評価されている。トロール漁のように海底を引きずることなく、選択的に目的の獲物だけを捕獲できるからだ。

具体的な手法はこうだ。海底にかご状の罠を設置し、餌でカニをおびき寄せる。一定時間後に引き上げ、捕獲する。この方法なら、小さな個体や他の生物への影響を最小限に抑えられる。

紅ズワイガニと松葉ガニの違い

北陽水産が扱う二大カニには、明確な違いがある。

紅ズワイガニは比較的深い海域(500~2,500メートル)に生息する。年間を通じて漁獲が可能で、価格も手頃だ。身は水分が多めで、加工品に適している。一方、松葉ガニ(ズワイガニの地方名)は浅めの海域(200~600メートル)に生息し、漁期が11月から3月に限定される。身がぎっしり詰まり、甘みが強い。高級品として扱われる。

この二種類を扱うことで、北陽水産は通年での操業と、多様な市場ニーズへの対応を実現している。

紅ズワイガニと松葉ガニの比較
森 瞳
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森 瞳

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