この界隈の歴史を紐解くと、現在の活況に至るまでのダイナミックな変遷が見えてくる。神田錦町エリアの大規模な都市再開発プロジェクトにおいて、ランドマークとして誕生したのが「神田スクエア」だ。ビジネスと文化、そして地域交流が交差するこの拠点において、街に活気と温もりを吹き込む役割を担ったのが、株式会社バルニバービである。
代表の佐藤裕久氏は、まだ人が集まりにくかった未開拓のエリアに独自の視点でカフェ・レストランを開き、街そのものの価値を高めてきたパイオニアだ。かつて神保町近くで産声を上げた初期のGOOD MORNING CAFEは、東京の「朝の過ごし方」に革命を起こした。そのスピリットを受け継ぎ、神田錦町の開放的なロケーションへと舞台を移した現在も、地域に根ざした賑わいの拠点として機能している。