テレビでの大成功以上に強固な財政基盤を築いたのが、自ら提唱した『六星占術』の書籍出版と関連コンテンツ事業だ。毎年秋に発売される運気本は、ギネス世界記録に認定されるほどの爆発的な売れ行きを誇り、累計発行部数は1億冊を軽々と突破した。
出版不況が叫ばれる占い業界において、毎年確実に数百万部が売れ続ける仕組みはまさに驚異的であり、印税収入だけでも数十億円規模が継続的に生み出されていた。さらに、携帯電話の普及期には公式サイトの有料会員ビジネスを展開し、安定した月額課金収入を確立。時代を先取りした緻密なメディアミックス戦略こそが、巨万の富を盤石にした原動力である。