この企画がもたらした波紋は、製紙・日用品業界のマーケティング担当者たちをも唸らせた。従来のテレビCMや店頭ポップとは全く異なるアプローチで、商品の認知と購買意欲が爆発的に跳ね上がったからだ。
動画内で徹底的に語られたのは、ネピア プレミアムソフト特有の肌触りと耐久性だ。ふざけたシチュエーションでありながら、語られる質感へのこだわりは極めて誠実。これが結果として、最高精度のインフルエンサーマーケティングとして機能した。視聴者は爆笑しながらも、「次にドラッグストアへ行ったらあの柔らかいトイレットペーパーを買ってみよう」と刷り込まれる。UUUM株式会社を中心としたクリエイターエコノミーが、伝統的な製造業のプロモーション構造に風穴を開けた瞬間だった。