結婚と出産を経て、家庭に専念する時期を過ごした徳永だったが、2018年に『報道ステーション』のメインキャスターとして本格的な現場復帰を果たした際には、テレビ業界全体に大きな衝撃が走った。約13年という長期間のブランクを全く感じさせない安定したナレーションと、現場取材で培った言葉のキレは健在だったからだ。
この大きな決断の背中を押したのは、他ならぬ夫の内村だった。「自分のやりたい仕事に挑戦してほしい」という内村の無償のサポートを受け、彼女は再び夜の報道の最前線へと身を投じた。子育てと帯番組の生放送という極限のスケジュールをこなす中で見せたプロフェッショナリズムは、彼女を「誰かの妻」ではなく「孤高のジャーナリスト」として再定義させるのに十分だった。