今回のシステム移行に伴い、利用者の間で最も懸念されているのが「ログインできない」「連携サービスにアクセスできない」といった認証トラブルだ。新ポータルへ円滑に移行し、ログイン障害を未然に回避するためには、変更点の構造を正確に理解しておく必要がある。障害の大半はシステム側のダウンではなく、クライアント側の環境不一致や認証情報の不整合によって引き起こされているからだ。
最大の落とし穴は、ブラウザに保存された古いクッキー(Cookie)とセッションキャッシュの残存である。従来のポータルURLからリダイレクトされる際、古い認証トークンが干渉してループエラーに陥るケースが後を絶たない。トラブルに直面した場合は、まずブラウザのキャッシュとCookieを完全に削除するか、シークレットウィンドウ(プライベートブラウズ)でのアクセスを試行することが鉄則となる。
さらに、ブックマーク経由でのアクセスも要注意だ。認証ゲートウェイのURL構造が刷新されたため、従来のログイン直前ページをブックマークしていると、無効なパラメータが送信されてエラーが返される。必ず公式のアナウンスに従い、トップポータルの正規URLから認証を開始し、必要に応じてブックマークを再登録する手順を踏まなければならない。