思い出横丁の暖簾をくぐるなら、まず押さえておきたいのが、横丁のDNAを受け継ぐ老舗と個性派の看板店です。各店が独自の仕入れルートと秘伝のタレを誇り、短時間で極上の満足感を得られる名店が揃っています。
まず筆頭に挙がるのが、昭和24年創業のうなぎ串焼き専門店「カブト」です。毎朝仕入れる活鰻を頭からヒレ、肝、短冊に至るまで余すところなく焼き上げる職人技は圧巻で、一通り(串7本)を頼み、冷やした焼酎ハイボールで流し込むスタイルは横丁の至高の体験と称されています。夕方17時の開店直後からカウンターは即座に埋まるため、開店前からのスタンバイが推奨されます。
もつ焼きの最高峰として連日行列を作るのが「もつ焼き ウッチャン」です。鮮度抜群の豚もつを強火の炭火で焼き上げる串は1本200円前後からとリーズナブルでありながら、大ぶりでジューシーな旨味が凝縮されています。名物の「レバ刺し(低温調理)」や、シャリキン(凍らせた金宮焼酎)で作る特製レモンサワーとの相性は抜群で、2026年現在も混雑必至の最前線を走り続けています。
さらに、昼呑み派から圧倒的支持を集めるのが町中華のレジェンド「岐阜屋」です。朝10時台から営業しており、名物の「木耳(キクラゲ)玉子炒め」や「蒸し鶏」「餃子」をアテに、大瓶ビールやウーロンハイを傾けるせんべろファンで一日中活気に満ちています。店内は横丁内でも比較的広く、カウンター席の回転も早いため、ハシゴ酒のスタート地点としても最適です。