オッドアイの猫を家族の一員として迎えるにあたっては、その身体的特性に合わせた適切な住環境づくりと健康管理が求められます。
特に難聴がある個体の場合、背後から急に触るとパニックを起こして防御的に噛みついたり引っ掻いたりすることがあります。接する際は「必ず視界に入ってから手を伸ばす」「床を軽く叩いて振動で接近を知らせる」といった、驚かせないための工夫が効果的です。また、危険を音で察知できないため、脱走防止対策を徹底した完全室内飼育が必須条件となります。
さらに、目と皮膚の紫外線対策も欠かせません。青い瞳はメラニン色素が欠如しているため強い光に弱く、過度な紫外線は角膜炎や白内障のリスクを高めます。また、白猫特有の薄い耳介や鼻先は紫外線のダメージを受けやすく、日光性皮膚炎から扁平上皮癌へと進行する危険があるため、直射日光が差し込む窓辺にはUVカットフィルムを貼るなどの予防策が推奨されます。