「かわいい!」という感情が極限に達したとき、脳内では一体何が起きているのだろうか。
カリフォルニア大学などの研究チームが発表した fMRI(機能的磁気共鳴画像法)による分析データによると、圧倒的な愛おしさを感じた瞬間、脳の報酬系ネットワークが激しく活性化し、ドーパミンが一気に放出される。しかし、その快楽の波がキャパシティを超えてしまうと、脳は処理しきれない感情の過熱を防ぐために、真逆のベクトルである「攻撃性」を意図的に投げ込むのだという。つまり、あまりの可愛さに心が崩壊してしまわないよう、脳が緊急の感情ブレーキを踏んでいる状態と言える。