世間公認のビッグカップルとして結婚秒読みとまで噂された二人だったが、その関係は長くは続かなかった。2010年夏、交際発覚からわずか7〜8か月という短期間で電撃破局を迎えることとなる。
破局の真相として最も有力視されているのが、「生活スタイルと価値観の根本的な不一致」だ。安室奈美恵さんは徹底したプロ意識を持ち、仕事以外では息子の母としての平穏な家庭環境を守ることを最優先にしていた。公私を厳格に分け、私生活の露出を極限まで嫌うスタンスである。
対して田村淳さんは、芸人仲間やクリエイター、実業家など幅広い人脈と日常的に交流し、自宅にも多くの人を招くオープンな社交性を重んじるタイプだった。さらに、連日マスコミに追われる重圧や、互いの活動領域の違いから生じる細かなすれ違いが積み重なり、話し合いの末に円満な別れを選択したと伝えられている。
破局後も双方が相手を批判することは一切なく、淳さんは後に番組等で過去の交際に触れる際も、相手への敬意を常に保ち続けた。泥沼劇とは無縁の、大人同士の潔い引き際だったといえる。