本作の映像美を支えるロケ地として印象的なのは、浩介たちが通う高校のモデルとなった長野県や多摩地域の風景、そして何より台湾ロケ地である十分老街(シーフェンラオジエ)です。線路の上から2人で願い事を書いたランタンを夜空へ放つ場面は、映画史に残る屈指のロマンチックな名シーンとして知られています。
音楽面では、ロックバンド・Thinking Dogsが歌う主題歌『言えなかったこと』が、青春特有の後悔と感謝を代弁。台湾版で大ヒットした胡夏(フー・シャー)の『那些年』のメロディとともに、物語の余韻を極限まで高めています。