2012年オフ、海外フリーエージェント権を行使してメジャーリーグのシカゴ・カブスへ移籍。夢の舞台へと羽ばたいたが、異国の地で待っていたのは過酷な現実だった。
移籍後ほどなくして右肘の靭帯を断裂。トミー・ジョン手術を余儀なくされる。言葉も文化も異なるアメリカで、長いリハビリ生活を送る夫を支えたのは英子さんの存在だった。失意の中にいた藤川氏を温かい言葉と笑顔で励まし、慣れない海外での食生活や精神面のケアを全面的にバックアップ。過酷なリハビリを乗り越え、再びマウンドへ返り咲くことができたのは、間違いなく家族の強い絆があったからにほかならない。