1990年代半ば、映画界に激震が走った。鬼才デヴィッド・フィンチャー監督とタッグを組んだ衝撃のサスペンス映画『セブン』である。雨の降りしきる絶望的な街で、若き刑事ミルズを演じた彼は、美貌の中に潜む脆さと情熱を吐き出し、世界中の観客を狂乱させた。
その熱狂をさらに加速させたのが、伝説的メガヒットを記録した1999年のアクション映画『ファイト・クラブ』だ。男たちの本能を解き放つ危険なカリスマ、タイラー・ダーデン役で魅せた極限の肉体美。無駄な脂肪を削ぎ落としたシルエットと危険な色香は、当時のカルチャーシーンそのものを決定づけた。「ルックスの全盛期」を問われた際、この作品を挙げるファンは今も後を絶たない。