日本中を沸かせた「ハニカミ王子」のデビューから、すでに多くの歳月が流れた。1991年生まれのプロゴルファー・石川遼も、2026年で35歳。若き天才として一世を風靡した彼も、今や日本男子ゴルフ界を支える頼もしきベテランだ。
度重なる怪我やスランプを乗り越え、スイング改造を繰り返しながら進化を遂げてきた石川。かつての爆発的な攻撃力に加え、現在の彼が見せるのは、緻密なコースマネジメントと精神的なタフネスである。若手の台頭が著しい国内ツアーにおいて、彼がリーダーボードの上位に名を連ねるたびに、ギャラリーからは地鳴りのような歓声が上がる。そのスター性は今なお健在であり、むしろ深みを増している。