裁判官への道は、司法試験合格後の司法修習から始まります。かつて無給時代(貸与制)が存在した司法修習の手当ですが、現行制度では「修習給付金」として基本給付金(月額13万5,000円)や住居手当などが支給され、修習期間中の生活基盤が下支えされています。
修習を終えて裁判官に任官すると、まずは「判事補12号」からスタートします。裁判官の初任給と手取りを見ると、初任給の基本月額は約23万〜24万円程度ですが、地域手当(勤務地により基本給の最大20%程度加算)や期末・勤勉手当が手厚く支給されるため、初年度の想定年収は約500万〜600万円に達します。
税金や共済組合費などを差し引いた毎月の手取り額は、初年度でおよそ20万〜26万円前後となり、これに年2回のボーナス手取りがまとまって上乗せされます。一般の大卒・院卒初任給と比較しても極めて高い給与水準でキャリアをスタートできる設計です。