「人生を否定されたような気持ちです」。都内の私立高校に通う受験生(18)は、声を詰まらせる。彼女は志望大学の推薦入試に出願するため、英検準1級の合格スコアが必須だった。自己採点では確実に合格しているはずだったが、届いた結果はまさかの不合格。ショックで数日間、食事も喉を通らなかったという。
同様の悲鳴は全国から上がっている。塾関係者も「模試で常に優秀な成績を収めていた生徒が、今回の英検で軒並み不合格になっている。明らかにおかしいと感じていた」と語る。一度狂ってしまった受験スケジュールを取り戻すのは容易ではない。推薦入試の出願締め切りは待ってくれないからだ。