「運動はとにかく大嫌い」。そう公言してはばからないゆいPが選んだのは、ジムでの猛特訓ではなかった。彼女が実践したのは、日常生活の動作を少しだけアクティブに変える「ゆるトレ」だ。
例えば、エスカレーターではなく階段を使う、テレビを見ながらストレッチをする、といった些細なことの積み重ねである。スマートウォッチで毎日の歩数を記録し、ゲーム感覚で目標をクリアしていく。激しい筋肉痛に耐える必要はない。ただ、「昨日より少しだけ動く」ことを習慣化した。このハードルの低さこそが、挫折を防ぐ最大の防壁となったのだ。