番組の産声を飾った記念すべき初代テーマ曲「おどるポンポコリン」の登場は、当時の音楽シーンに激震を与えた。それまでのアニメソングという既成概念を粉々に打ち砕くキャッチーなフレーズと、一聴したら忘れられない強烈なインパクト。制作を担当した日本アニメーションのスタッフや、放送を手掛けるフジテレビの関係者にとっても、この楽曲が社会現象にまで発展することは想定以上のサプライズだった。
1990年の第32回日本レコード大賞を受賞し、ミリオンセラーを達成したこの曲は、単なる子供向けアニメの枠を飛び越え、大人も巻き込んだ大ブームへと昇華。日曜夜の憂鬱さを吹き飛ばす圧倒的なポップネスは、テレビ画面越しに全国の家庭へと波及していったのだ。