家庭で次亜塩素酸ナトリウム消毒液を作る場合、市販の塩素系漂白剤(原液濃度約5〜6%)を水で薄めて調合するのが一般的です。厚生労働省のガイドラインでは、消毒する対象の汚染レベルに応じて「0.05%」と「0.1%」の2つの濃度を使い分けることが推奨されています。
計量をスムーズに行う目安として、一般的なペットボトルのキャップ1杯が「約5ml」であることを覚えておくと便利です。具体的な作成レシピは以下の通りです。
■ 日常のドアノブ・手すり・日用品の除菌(濃度0.05%)
・水:1リットル(500mlペットボトル2本分)
・原液(濃度約5%の塩素系漂白剤):10ml(ペットボトルキャップ2杯分)
※500mlの水で作る場合は、原液5ml(キャップ1杯分)を混ぜ合わせます。
■ 嘔吐物・便が付着した床や衣類の処理(濃度0.1%)
・水:1リットル
・原液(濃度約5%の塩素系漂白剤):20ml(ペットボトルキャップ4杯分)
※高濃度の汚染箇所に対応するため、原液の割合を2倍に高めます。
希釈作業を行う際は、原液が飛び散って目に入ったり皮膚に付着したりしないよう、必ずゴム手袋やメガネを着用し、換気扇を回した状態で行ってください。また、金属製品に使用すると錆(腐食)の原因となるため、消毒後は約10分程度置いたあとに必ず水拭きを行って成分を完全に拭き取ることが鉄則です。