かつて経営や組織の揺らぎが取り沙汰された時期もあったが、現在の運営母体である学校法人明浄学院は、ガバナンス体制を劇的に刷新した。健全経営への舵切りとともに、教育の質的転換が進む。
トップに立つ岡本昌司学長は、これからの高等教育における学びの形を明確に提示する。教科書を暗記するだけの旧来型アプローチを切り捨て、学問としての観光学を地域課題の解決と直結させる実践主義だ。地元自治体や企業とタッグを組み、学生自身が観光プランの企画から運営、集客の検証まで手掛けるプログラムが動いている。失敗を恐れずに現場へ飛び込ませる改革案が、学内の雰囲気を大きく変えた。