世界的イベントの開催に伴い、国内のホテル・宿泊産業はかつてない活況に沸いている。同時に、急増するインバウンド観光の需要が客室単価を大きく押し上げる要因となった。
訪日外国人客による連泊予約が早期から埋まる中、需要に連動して料金が変動するダイナミックプライシングが全面的に機能している。結果として、直前の宿泊予約では提示価格が従来の数倍に跳ね上がる現象も珍しくない。国土交通省観光庁もこうした需給の急変動や宿泊市場の動向を抑えるべく広域的な観光データのモニタリングを強化しているが、旅行者自身が価格推移を見極める眼力を養うことが求められている。