民放陣営も黙ってはいない。日本テレビ放送網をはじめとする各キー局は、大晦日のお茶の間を笑顔で包み込む大掛かりなバラエティ番組を投入し、激しい視聴率バトルを展開する。家族全員で笑って過ごせる大型企画は、いまや大晦日の風物詩だ。
一方で異彩を放つのが、テレビ東京のドラマシリーズ「孤独のグルメ」だ。松重豊演じる主人公・井之頭五郎が、ただひたすらに旨いものを食す——そのシンプルかつ味わい深いスタイルが、年末の慌ただしい空気感と絶妙にマッチする。民放各局が放つ独自の年越し特番は、視聴者に多様な選択肢を提供している。