2026年現在、世界の解禁マップは複雑に入り組んでいる。旅行者やビジネスパーソンが知っておくべき主要国・地域の解禁ステータスを以下に整理した。
【嗜好用・医療用の双方が合法な国・地域】
・カナダ:全土で嗜好用・医療用ともに合法。公共の場での所持量には規定上限あり。
・ウルグアイ:世界初の完全解禁国。ただし購入・登録は原則として自国民および永住権保持者に限定。
・ドイツ:個人所持および非営利クラブ内での分配が解禁。店舗販売は段階的な検証を実施中。
・アメリカ合衆国(一部の州):連邦法では依然として違法だが、カリフォルニア州やニューヨーク州など30以上の州および特別区で嗜好用または医療用が解禁。
・マルタ / ルクセンブルク:欧州でいち早く個人の所持・栽培を法制度化。
【条件付き容認・デ・ファクト(事実上)解禁の地域】
・オランダ:いわゆる「コーヒーショップ」での少量販売・使用は行政の寛容政策により容認されているが、法的には厳密な全面無罪化ではない。
・スペイン:私的なプライベートクラブ(カナビスクラブ)内での利用・栽培が法的グレーゾーンとして許容。
【規制が揺れ動くアジア・その他の地域】
・タイ:2026年にアジアで初めて植物としての大麻を解禁し、観光街にショップが乱立した。しかし過度な乱用や治安への影響を受け、政府は医療目的限定への再規制と法改正を推進。嗜好用利用への制限を強化している。
・オーストラリア / イギリス / イスラエルなど多数国:厳格な医師の処方に限る医療目的のみを合法化。