現在、大鳴門橋で最も注目を集めているのが、未利用の下層空間を淡路島と徳島県を繋ぐ「大鳴門橋自転車道」へと転換する大型プロジェクトです。
淡路島は「アワイチ」として国内外のサイクリストから絶大な支持を集めており、四国側も「鳴門・南阿波サイクリングルート」などの整備を進めています。この2大拠点を直結させる大鳴門橋自転車道は、兵庫県と徳島県が共同で事業を推進。鉄道用に確保されていた幅約11メートルの空間のうち、幅約4メートルを歩行者・自転車道(幅員区分)として整備する工事が進められています。
強風対策と防塩対策:海抜約45メートルの高所を通過するため、走行時の突風対策として風を通す特殊なフェンス構造や転落防止柵が導入され、安全性を担保する設計が徹底されています。瀬戸内海から太平洋へと抜ける風を体感しながら海峡を渡る体験は、インバウンドを含めた広域観光の起爆剤として大きな期待が寄せられています。