病気説を裏付ける論拠として一部で語られていた「声の調子の異変」についても、現場の取材および音楽関係者の証言によって明確に否定されています。日本レコード大賞を受賞した名曲『白い海峡』や、紅白歌合戦の常連として披露してきた名演の数々において、彼女が誇る豊潤な低音から伸びやかな高音までのダイナミクスは、年齢を重ねた現在も極めて高いクオリティを維持しています。
過去の特番インタビューや音楽関係者の証言によると、大月みやこはかつて過密なスケジュールの中で極度の喉の疲労を経験した際、医師の指導のもとで「一切声を発さない完全沈黙の休養期間」を設けたことがありました。このプロとしての喉のメンテナンスが、伝言ゲームのように歪められて「喉の病気で入院」「重度の体調不良」として語り継がれてしまった経緯があります。
公の場で見せる立ち居振る舞いや、直近の生放送歌番組での歌唱を検証しても、息切れや発声のブレは一切見受けられません。むしろ、年齢とともに表現力に深みが増しており、現場の音響エンジニアの間でも「マイク乗りが全く衰えていない稀有なレジェンド」として敬意を集めています。